カヨキートの日記

チリのサンティアゴで専業主婦をしている日本人妻の奮闘記です。Mar,2019

カテゴリ: 手続き関係

前回からの続きのようなもので、
ビザはおりてるのに、移民局にとりに行かないまま、しかもブリッジビザ状態を証明する紙の期限が切れているのに、チリを出入りした時の話です。

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私は一人でサンティアゴの空港で、パスポートのチェックを受けていました。
だいたい無愛想な人が多い中で、優しそうなお兄さんでめっちゃラッキーでした。
やっぱり期限切れでも紙はいります。
持って行っていて良かったです。
お兄さんは期限切れのことを私に言って、何も言わずに、私のパスポートも紙もチケットも持って、周りをかたずけて、拳銃をズボンの中にいれて!!
え!拳銃?怖くないですか!
なんで?どう見ても拳銃!
あの人たちって拳銃を扱う訓練もしたうえで持ってるんですよね?
まさかチリだからって、てきとうな人に拳銃を持たせませんよね?
お兄さんは隣の人と談笑しながら出てきて、私に付いて来るように言いました。

お兄さんたちの事務所がある所で、管理者のオバ
さんを待っているようで、そのオバさんはしょうもない話をして、相手にしてくれません。
私、急いでいるのにーーーーー!!!
オバさんを待っている間に、お兄さんは私に「安心して!2階に移民局があるから、そこでこの紙の期限を延長して貰ってきて」と言います。
私が「2階?ここは何階?」
お兄「ここは3階で、移民局は警察の隣にあるから」
親切です!!チリでこれは本当にラッキーです。
これがもし移民局で働いている奴らなら、私はもう終わってました。
詳しくは以前のブログをお読みください→

オバさんは私語が終わり、お兄さんはオバさんに一言伝えて、私のパスポートの写真を撮りました。

そしてお兄さんは「戻ってきたら、直接僕の所に来てね」と言いました。
そこから私は猛ダッシュです。
入口まで逆走!!
階段が見当たらないけど、入口を出て前方右手にエレベーターが有るのでそこに行き、でもエレベーターがなかなか来ないので、グルーっと見渡すと左側に直ぐに階段があります。
お店に隠れて見えなかっただけで、入口の目の前にあったんです。
そこを下ると、薄暗い踊り場のような所、ここが2階なのかも怪しかったので、物を売っているおじさんに聞きました。
「ここは2階?」「警察のオフィスはどこ?」
おじさんは「2階だよ。あそこに小さい白い看板が飛び出てるでしょ。あれが警察だよ。」
そこへ行き、移民局を探しましたが見つかりません。
警察に聞くことにしてドアを開けると、そこが正に移民局でした!!
ラッキー!
移民局は、すりガラスのような所にカラフルに「移民局」と巨大な字で書かれているだけで、見えにくく気づきにくいものでした。

そして中で待っている人が多いんです。
処理をしているのは一人のみでしたし。
飛行機に乗り遅れる事を覚悟しました。
でも、みんなわりとサクサク終わっています。
私の順番になり、いつ戻ってくるかきかれて、紙の後ろにハンコを押して、私が戻ってくる日を期限だと書いてくれました。
IMG_1947
こんなんでいいの?拍子抜けです。

そしてまたダッシュです。
3階に駆け上ると、先程よりも人が並んでいて、入れない状態でした。
それは修学旅行生みたいな団体がぎっしり、入り口に押しかけていたからです!
それらを全部抜かして中に入らないといけませんよー
どう説明しようか?
端から割り込もうと、端の先頭の方へ人混みを抜けて行くと、ラッキーな事に私の前に従業員が3人、隅から中に入ろうとしていました。
私はぴったりその人たちの後ろにくっつき、中に入りました。
誰にも気付かれていません。
そんな事が出来ちゃう事がチリですね。
列には並ばず、右の端から列を一気に抜かして、さっきのお兄さんの所の目の前に行きました。
お兄さんも私を気にかけていた様子で、すぐに気づき対応してくれました。
紙の裏に押してくれたハンコを見せて、全てオッケーです。
めっちゃすんなり!

でも私の搭乗口が一番遠い所だった為、本当にギリギリ搭乗できた状態でした。

私みたいな状態でチリを出入りする人に参考になる話ならと思い、書きました。
サンティアゴの空港はここ何年もずーっと工事をしていて、行くたびに改装されています。
移民局などの場所も直ぐに移動されてしまう可能性があります。
空港内の移民局の場所の情報は参考になりませんが、わりとすんなり旅行ができるという情報でした。

今回ちょっと焦る事があったので、もしかしたら同じ立場にある人への情報です。

私のように奥さんとしてチリに住む人は、まずは1年間のビザをとって、その次は
一気に永遠と住めるビザを申し込みます。
最初の1年間のビザの申し込みの時、移民局の処理に半年以上かかったので、2回目のビザもまぁ同じように時間はかかるので、1年間のビザの有効期限が切れる3ヶ月前に2回目のを申し込みました。
案の定、ネット上で進行状況が確認できるので見てみると、ビザが切れた時にはまだ「届きました」的な状況です。

ビザが切れてから、次のビザが発行されるまではブリッジビザ的な繋ぎのビザが有る状態なんで、チリに住んでいて問題はありません。
私はビザが無い事を良い事に、その間インターナショナル運転免許でばんばんチリの国内を運転していました。
ビザを持ってる人はダメならしいんですが、私って持ってない状態に当たるんですよね?って言う理屈です。
これは良いのか悪いのか?グレーって奴ではないでしょうか?
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3ヶ月をちょっと過ぎた頃にビザの状況が「進行中」的な状態になり、それからがまた長いです。
結局8ヶ月かかってます。
うる覚えですが、この間、そのネット上にある紙を印刷して持ち歩く事を義務化されています。
その紙を見れば、ブリッジビザ状態だという事が分かる物です。

私は何度かビザが下りてない間、この紙を持ってチリから国外に旅行に行っています。
パスポートとチリの期限切れのIDカードと、
この紙を出せば、めちゃくちゃスムーズに処理をしてくれます。
(IDカードは1年間のビザの時後にとりに行くのですが、ビザの有効期限と同じになっています)

ただこの紙、期限が設定されていて、しかも短いんです。
あまりちゃんと覚えてないんですけど、1度目のか2度目のが12月20日辺りが期限でした。
1度期限が切れて、またネット上で期限が伸びてる紙を印刷できて、それが今回の2月8日が期限のものです。
IMG_1944
そしてそれ以降はありませんでした。
だから問い合わせをしたいのですが、移民局に電話してもなかなか繋がらないんですよね。

やっと繋がっても、間違った情報を一度貰いました。「大丈夫、あなたのビザはもう下りているから、来週にでもネット上に反映されるわよ!」
って言われました。
1年間のビザの時にネット上への反映が、(たしか)57日後で、期限切れの60日にギリギリだったので、なるほどーって思いましたよ。
でも2週間経っても反映されないから、また電話をかけ続けて3週間後にやっと繋がると、まだビザは下りてないと言われました。

意味わからんけど、この移民局には意味がわからん人が集められて働いていると思うんですよ。
前も怒りのブログを書きましたが、どうにもならん。

その電話であの紙の期限が切れている事を言い、どうするべきか聞きました。
そうすると、移民局に紙を持って行き、延長してもらえと言うのです。
「あんなクソバカしかおらんところ(怒りのブログに詳しくは書いております)、行かんわ!」と行かない事を決めました。
本当はダメなんでしょうけど、あんな所行くのは最小限にしたい。
どうせビザが下りた時に行かないといけないのですけど。

そうしてると1週間もすれば、ネット上に「ビザがおりました」という状況になりました。
めちゃくちゃ嬉しいです!
移民局に行かなきゃと思っていると、2日後、急に旅行の予定が入ったのです。
しかもその2日後です。
ビザを取らないまま、紙の有効期限が切れたままチリを出て入ってしないといけなくなりました。

この情報を書きたかったんですけど、長くなりましたので次に書きます。

私のアパートのお隣さん、感じがよくて、英語が話せる人だったし、何しろ猫を2匹飼っていて、時々猫がテラスを伝ってうちに迷い込んでいたので、すごい好きでした。
猫好きなんでね!
IMG_0911
物置部屋に入り込んでしまった猫の写真です。

最近猫を見ないと思って気になっていました。
一時期サカリの時期らしく、夜な夜なすごい鳴いていたのに、急に鳴き声を聞かなくなりました。
何日かすると、職人さん達が毎日お隣に出入りしていることに気付きました。
2月はチリ人は長期休暇をとって旅行をする時期なので、お隣さんはどこかに旅行へ言ったのかな?
この際、職人さんに鍵を預けて自分好みにリホームしているのかな?なんて考えていました。

2月の終わりに、未だに職人さんがウロウロしているため、「2月いっぱいかかる程のリホーム?」と疑問に思ったけれど、チリの職人さんなんで、働いていないでウロウロして電話で喋ってるだけなんで、こんなにかかってるんだくらいに思っていました。

3月になってもお隣に職人さんが出入りしているので、お隣さんは海外にでも超長期休暇かな?なんて気になるようになってきました。
そこへフェリピートが職人さんに何を工事しているのか聞いてみると「どこからともなく水が漏れてて見つからないんだ」って!!!
えええ!
いや前ブログで「チリで水を屋根に通す事ほどリスクな事は無い」と書きましたが、正にその通りの事が起こっているみたいです。
屋根というか、ペンハウスの屋上テラスの下を通るパイプのどこかからか水が漏れて、部屋に漏れてきているらしく、テラスのタイルを全てはいでいるらしいです。
しかもどこから漏れてるのかまだ分からないとか!!

私んちは大丈夫か????
紙一重じゃん!
ってか、入居前に隣とうちんちに水漏れがあって、掃除してる!って言ってた事が有ったけど、原因同じじゃないよね?
えーーーやっベー。
でもこれは、私たちに被害が無くて良かったと思うべきなのでしょうか?
今まで色んな問題が出て、今でも壊れている所が有って、めっちゃ文句言ってたけど、この程度はマシだったんだと実感しました。
確かにチリ人のお友達、私がめっちゃ文句言っても「いい方だよ。それよりも悪い場合が無限にあるから」なんてみんな言ってましたから。
チリでは私の被害の程度は普通なようです。
お隣さんは、、、、可哀想に!!

お隣さんは、今の間どこに住んでいるんだろうか?(きっと旅行ではないでしょう)
その間のお金は負担してくれているんだろうか?
無駄な引越し代もまたかかるな。
なんて心配していました。
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ある日、私がFacebookを見ていたら、広告で私のアパートの建物らしきパース図が出てきたので開きました。
売れ残りの部屋の宣伝です。
すると価格〇〇〜と最初に出てきました。
その価格を見た瞬間に、5階の東側が残ってるんじゃん!と思い、ビックリしました。
5階が最上階で、ペントハウスになっている分、他の階よりも少し高いので直ぐ分かりました。
他の階の東側は全部売れていると言う事も、価格を見た時点で分かりました。

私が2年前にこのアパートを買う時に、5階の東側はたまたま1件キャンセルになったばかりで、もしくはもう1件キャンセルになるかもと言うタイミングで、今の所を購入する事が出来ました。
この場合のキャンセルとは、全くお金を払う前の取り置き状態には期限が設けられていて、その期限内に手付金を渡したら契約した事になるのですが、手付金を払わずにキャンセルしたと言う意味です。
もしかしたら話術で、購入をさとす意味で嘘を言ったのかもしれませんが、あのやる気のなさそうな接客を思うと、きっと正直に言っただけだと思います。

あの時キャンセルになるかも!と言われていた一件が、未だに売れ残っているのか?と思いながら広告のページを開くと、5階の東側が3件ものっていました。
しかも、お隣さんが有りました!!!
お隣さん、出て行ったんだわーー!!
これは明らかに水漏れが理由だから、全部お金は戻ってきたのだろうか?引越し代、時間を無駄にした被害を考えると、賠償金も欲しいくらいです。
手付金は普通返ってこない物だけど、結構高かったぞー。
チリ怖い!!

他の2件が売れ残っている理由は、1年も入居が遅れたので、手付金を諦めてキャンセンしたか、裁判をして手付金をもどすつもりでキャンセルしたか。
銀行でローンが通らなかったか。
理由は色々と有ると思います。
ただ5階の以外の東側が完売している事を思うと、お隣さんと同じような理由の可能性が、無きにしもあらず。

仮に3件ともお隣さんと同じ理由で売れ残っているとすると、私は半分アウトの中のセーフの方の半分だったのです。
いいや、まだ安心はできない!

ちなみにFacebookにのっていた価格〇〇〜は、これから値引きをしてあげるという作戦で、高めで設定してあるのか、私たちが購入した時よりも高くなっています。
完成前に契約すれば安いってのも論理的では有りますが、でも売れ残っていれば普通はさっさと売ってしまいたいので安売りしますよね。
チリの不動産事情気になります。

もしこの2年で価値が上がったのだとすれば、お隣さんにとって又別の物件を購入するの、不利になってるかもしれません。
あと、この2年で税金が高くなったとも聞いたので、結構不利です。
とにかく可愛そう、お隣さん(だった人)。
チリで住宅を購入するのって、こんなにもリスクと隣り合わせだって事がよく分かりました。

新しいアパートに移動するのが秒読み状態となりながらも、ずーっと待たされている私たち。
前回書きましたが、フェリピートが仕事の契約を変えた関係で退職金が入り、コレを最後に、新しい仕事では月給は上がりましたが、以前の仕事の様にはボーナスが再々もらえる訳では無くなりました。
今までは再々貰えたボーナスをローンの頭金に回せれるからおとなしくできていたけど、もう怒りを沈めるボーナスはしばらくありませんから!

再々延ばされて、また延ばされた今回は「これ一生待たされるんとちゃう?」と本気で思ったんです!
冗談のようですが、本気で思いました。
そして何のやる気も無くなりフェリピートに言いました。
「もー私、新しいアパートに引っ越しできん間は、何もやる気が出ん。何もしたくない。もう他のことで気持ちを紛らわすとかも無理!だって理由がはっきりしとるのに、永遠と紛らわすとか無理じゃもん」
フェリピートに訴えた所でどうにかなる話ではないと思ったんですが、結果から言うと、どうにかなったんです!

私はフェリピートがしっかり働いて稼いでくれている分、フェリピートの仕事の邪魔はしたくなかったので、ずーっと我慢をしていました。
私がチリの常識をしっかり理解できてて、最低でも言葉が話せていたら、フェリピートを間に挟まずに、私がズケズケと言いに行くのですが、フェリピートをどうしても挟む事になります。
だから我慢をしていましたが、もう限界でした。
ほんとフェリピートには申し訳ないです。

我慢をしつつも再々疑問に思っていた事はずーっとフェリピートに言っていました。
私「4月から住んでいる人達は何で入れてるの?」
フェ「一括で払ったんだと思うよ。ローンで必要な書類をアパートが用意できてないだけだから」

5月になり
私「3割の人が入居したって聞いたけど、あの人たち全員、一括で払ってんの?」
フェ「うん、一括だよ。他の7割が引っ越し出来て無いのは、皆んなローンが組めないからだよ。僕たちと同じ理由だと思う。」
私達が購入した所よりも部屋数の多い家族ばかり、入居している様に感じていました。
だから一括な訳ねーだろって思いましたよ。
私の様に2LDKなら、家を売り払った老夫婦が一括で購入する事も考えれますが。

6月になり
私「アパートはさぁ、とろい自分らが悪いんだからローン前でも私たちを住ませるべきじゃない?それが出来ないんだったら、ここ(今住んでる所)のお金を払うべき!そうやって交渉できるんじゃない?」
フェ「その考えは思いつかなかったわ。確かにねー」

フェリピートは再々私がブツブツ言っていた時には、どうにか私を他の事で楽しませようと、色々してくれていましたが、今回の7月末の私の何もしたくない宣言で、遂に可哀想になって動き出しました。
私が6月に言っていた事をアパート側に言ったんです。
アパート側からは、貸し出しをする契約を形上取らないといけないので、書類にサインをしたら、すぐ移動ができるとの事でした。
またその書類に時間がかかるんだと踏んだ私は、ゴネてゴネて。
それに押されてフェリピートはアパート側に猛プッシュ。
金曜日にフェリピートがアパート側に連絡をとってから、火曜日に入居できましたよ。
できるんかーい

早くから入居してる人たちもそうだわ。
怒ったんだわ。
そりゃぁ子ども連れ家族だと怒る事情は私よりもあるはず!

フェリピートも友達に「やっと引っ越し出来たよ。カヨキートのお陰で、アパートに抗議したら解決策があった。もっと早くからこうしとけばよかった。」と言っていました。

怒って良かったー。
ローンを組めるまで、まだまだ時間がかかりそうだし。
どうせなら、もっと時間がかかって欲しい!
頭金貯めれるからね。

一年前に見つけた新居、本当なら去年の8月15日に入れていた予定なのに、まだですよ。
一年経つよ。
その間、今住んでる家の家賃を払い続けて、バカにならないんですけど!!
なぜそんなに遅いかって?それはココがチリだから!
色々ありましたよ。
業者からは「区役所の役人が作る書類ができるのが遅くって!」とか言い訳ばっかりで。
言い訳10連発。
銀行さんからは「そのアパートは調べたら完了検査下りてない事が分かって、これじゃあどこの銀行に当たっても無理だから、違うアパートを探す事をお勧めします」って言われるまであったし。
結局、完了検査おりたから銀行にローンを進めて貰ってるのに、それも遅いよ。
どんだけ仕事とろいんだよ。

私はめっちゃ怒ってて、この1年の間に私が無駄にした家賃代、どうすんのよ!!
怒り爆発したよ!
でも実はね、この一年で私たちが貯めたお金も凄かったんです。
それを全て頭金として払って、残りをローン組むわけだから、総支払額が一年前と比べたら雲泥の差になるんです。
1損して10得したかんじー。
怒ってるけど、一年待って良かったのも事実。
ケチケチお金を貯めて良かったー。

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私は専業主婦だから、収入がないけれど、こうやって貯める事でローンが一気に減り、なんかお金を生み出したかの様な錯覚がします。

5月の終わりにこのローンの事に気付いて、怒りながらも私は計算しまくってました。
この怒りは、どうにか得しないとおさまらないから!
この一年で貯めたお金が大きかったので、繰り上げ返済を思いつきました。
世の中は便利になってて、繰り上げ返済のシミュレーションをしてくれる、無料のアプリがあるんです。

繰り上げ返済、いい!早けりゃ早いほど良い!
次の一年が勝負!
もし私たちが今回の1年で貯金できた金額分を、今からの1年でも貯金して、一気に繰り上げ返済した場合、その返済した金額分の総返済額が少なくなることが、このアプリで分かりました。
当たり前じゃん!じゃないですよ。
貯金額の2倍払った状態になるって事です。
この1年でできた事なんだから、次の1年も無理な事ではないんです。
ケチケチ生活に拍車がかかります。

と言っても、フェリピートは繰上げ返済を簡単には賛成してくれませんでした。
なぜかって、チリにも住宅ローン減税があるんでね。
フェリピートはどうにか減税したいんです!
私がアパートが遅い事に怒っている様に、フェリピートは税金をたくさん取られている事に怒っていますから。
また私は電卓を弾きフェリピートを説得します。
フェリピートも繰上げ返済に目を輝かせました。

そうこうしているうちに、銀行も遅いよーー!
フェリピートが7月から新しく仕事の契約をして働いているから、6月までの仕事の退職金が入ってきたんです。
そのお金、繰上げ返済で計算してたけど、頭金として払ったら更に徳じゃんよ!
チリの銀行は仕事が遅いけど(銀行が遅いのは、アパートが書類を作成するのが遅いのかもしれません。でもそんな言い訳は私は聞きませんから)銀行は金欲しくねぇのかよ。
私にとっては、遅いお陰で更に退職金が間に合い、とってもお得になりました。

銀行が遅いせいで増えた頭金を1とすると、ローンの支払い額は2減りました。
総支払額が1減ったと言う事。
今私たちが住んでいる家賃1年分の4倍分を得しちゃってます。
ってな感じで計算して怒りをなだめています。

私の場合、妊娠をして、私立の個人でやっている産婦人科に通っています。
赤ちゃんの腹壁破壊が見つかった事で、更に専門家の所にも通っています。
1回の診察に産婦人科では8500円程、専門家では13500円程を払っています。

それから私は家に帰ってアプリで保険の申請をわざわざするのです。
まずはイサプレ。3、4日で銀行にお金が帰ってきます。
それからまたアプリで、被せて入っている保険の申請をして、3、4日後に銀行へお金が戻ってきます。
めちゃくちゃ面倒くさいです。
まぁ専業主婦の仕事として、やり甲斐を感じていますが、システム自体には納得いってません。
戻ってくる金額の割合もバラバラで、2つの払い戻しを合わせて、90から95%の金額って感じです。
だからやっていけるのです。
ただ診察料などに3万程かかった場合など、わざわざ保険会社の事務所に行かないといけなかったり、やっぱり複雑です。

この前は、血液検査にクリニカ アレマナに行きました。
大きな病院では保険の払い戻しを簡易化できているらしく、フェリピートには「指紋で保険を認識してくれるから、引かれた金額を払うだけだよ。だから今回は安くていいんだよー」と説明を受けていました。
確かに一度尿検査に行った時は、指紋で2つの保険が適用され、1割負担で800円くらいだったと思います。
クリニカ アレマナは私立病院だから、保険が負担しなかった場合はとっても高いのです。
でも個室で気持ちよく、尿検査も採血もしてくれて、次の日には結果が分かり、ネット上で結果を確認できます。
血液検査に行った時、私の支払い額を聞いてビックリしました。
5万円です。保険の簡易化できる条件に入っていなかったのか、イサプレだけ引かれた金額でした。
2つ目の保険が引かれていなかったので、またアプリで申請をしないといけませんでした。
そしてその払い戻し金額を見てビックリ。
儲けちゃった?

この複雑なシステムのせいで、保険会社も混乱してますよね〜。
だってそれぞれの病院で、保険を請求する為の資料ってバラバラ。
その時々によって、例外的な事もあるしー。

そういえば赤ちゃんの染色体検査をした時も、基本的には保険が適用にならない全額負担の検査ですが、結局お金が戻ってきてるし。

私が聞いた話では、また違う理由で混乱した保険会社は、手術代金の払い戻しに余計に35万円ほど返した話も聞きました。

複雑な保険のシステムで、保険会社も混乱!!
しかも混乱させる要素が多すぎる。
すごいなぁ

複雑過ぎて、まだ良く分かっていないチリの保険ですが、やっと自分の保険の事は分かってきました。

日本の国民健康保険みたいなフォナサとイサプレと言う2種類の保険があるようです。
この2種類の保険の中でも、またいくつかに分かれているようで、人々はどれかを選んでいるようです。
所得によってか、掛け金によってか、制限された中でこれらの保険のどれかを選びます。
フォナサは公立病院、イサプレは市立病院にしか適用できないという、まか不思議な特徴があります。
公立病院しかない地方の人はフォナサを選び、そこでイサプレを選んでいる人は、わざわざ隣町の市立病院へ行ったりと、もうこの時点でこのシステムどうなの?と疑問が湧いて来ます。
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私はフェリピートの扶養に入っているので、自動的にフェリピートが入っているイサプレです。
更にフェリピートの会社では、プラスで保険に入る事が強制されていて、イサプレに被せて保険に入っています。

この 2つは給料からの天引きで、けっこう払っているので、前はフェリピートが文句ばっかり言っていましたが、2回も事故をして、払っている保険料の何十年分もの 料金を保険会社に負担させているので、今は何も言わなくなりました。
ただ私が扶養に入る時は、単純に2倍ではなく、女性という事で男性よりも保険料が高くなり、条件も悪くなり、フェリピートは気に食わないようです。
でも直ぐに妊娠して、しかも赤ちゃんが腹壁破壊で生まれてくるので、診察回数も尋常じゃなく、また保険会社に沢山負担してもらっているので、フェリピートも静かになりました。
給料から天引きの保険とは別に、フェリピートも私も、クリニカ アレマナという病院があるのですが、その病院専用の保険に入っています。
これはフェリピートのお父さんが、昔フェリピート用に保険に入っていて、2回の交通事故をした時に、すごく助かった経験がありました。
私の場合は、お医者さんのお友達から「絶対に子供はクリニカ アレマナで産め!!」とずーっと言われ、そのアドバイスに従って保険に入りました。
この保険は月々2000円程払っていて、クリニカ アレマナでしか通用しない保険です。
そんなんあるんですねー。
ビックリ!!

3週間前に3時間以上待たされて申し込んだIDカードを取りに行ってきました。
申し込みした時にわたされた引き換えの紙に、3週間後の日付が出来上がる日として明記されていましたが、1週間以上前にメールで「IDが準備できました。」的な知らせが届きました。

申し込みの時ほどではないと思うけど、長い列に並んで待たないといけないので、なるべく早く行ってみようと思い、8時半からの役所に、8時40分に着きました。
もう既に、私の受け取りのすごい人数が並んでいたけど、申し込みの列と比べたら、ぜんぜんマシです。
申し込みの列は、8時半にすごい人数が押し寄せる様で、列が外にまで伸びていました。
↑9時になると、少し人数が減っています。ただ、この列の後に番号札を貰って待つ時間は、やっぱり後から来た人の方が、うーんと待つ事になります。

前回も書きましたが、ビザを貰うときに行った入国管理局と比べると、みんなが混乱しないように、職員さんがしっかり働いています。
すばらしい!
色々な所に立っている職員さんに、引き換えの紙を見せて、どこに行けばいいのかを聞くだけで、一瞬で行くべき場所が分かります。
この様に立っている職員さんに気軽にきけます。

しばらく並んでいると、引き換えの紙を回収していく職員さんが来て、紙を回収して受付でIDを準備しておいてくれます。
ずっと立って列に並んでおかないといけないのは、妊娠中で体調が良くない私にはしんどかったけど、並んでいるおかげで、呼ばれた時になかなか現れない人とかもいなくて、とってもスムーズです。
並んで45分で私の順番になり、IDを受け取り帰る事ができました。
受け取りの列は、コンスタントに人が並び、コンスタントに人が掃けて行くので、どの時間帯に来ても45分程待つのは変わらないと思いました。

IDがやっと手に入ったので、これでやっと運転免許証がとれるようになります。
うーん。ぜんぜん勉強できない。
妊娠初期なのでめっちゃ眠たい状態と、微妙に気持ちが悪い状態があって、調子がいい時間が短いのです。
調子がいい時間というのは、急にやって来て、短い時間だけど明らかに元気になるから、そんな時間にさささーーーと家事をしています。
いったい、何が私をこうもコントロールしてんだろうか?
運転免許は諦めモード。
もう少し体調が良くなってから勉強しようと思います。

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チリで、運転免許テストはスペイン語です。
外国人用に英語もあります。
過去問をネット上で検索すると、スペイン語の過去問に、日本語の訳が付いてあるものを見つけました。
最初はこれで勉強する事にしました。

勉強をする事で、チリの交通ルールがよく分かると思い、前向きな気持ちで始めました。
分からなかった標識の意味が分かって、今までよりも自信を持って運転できると思っていました。
それが勉強し始めると、逆に不安になってきました。
子どもでも分かるような、分かって当たり前の標識しか過去問には出ていません。

簡単だという事。
私はスペイン語ができないので、私にとっては難しい過去問なんだけど、チリ人にとってはめっちゃ簡単。
スペイン語が読めれば、誰でも受かるレベルです。
誰でも車を運転できると思うと、これから運転するのが不安になってきました。
それでも、過去問を通してチリを深く知れたので、勉強して良かったと思います。
自転車に乗った人に乗った犬を追い抜かしています。

勉強していて、なんだこりゃ!!と思った問題を紹介します。

1位、「社会的プレッシャーを受けやすい人の特徴は?」
答え)自分への自信がない。他人からの失笑をひどく怖れる。
これが運転に何の関係があるのでしょうか?

2位、「個人のモラルを高めるには?」
答え)幼児期に学校で自己中心的な振る舞いに付いて考える。見聞きした経験を生かし、道理をわきまえる。運転の仕方は、あなたの考え方、モラルの在り方を示す。
そこから?ってビックリしたけど、モラルが無い人が沢山住んでいるから、こんな問いが存在するんですね。

3位、「馬に乗っている人を追い越すには?」
答え)ゆっくり、脇をかなり空けて。
馬が自転車と同様に、問題に登場します。
羊の群れも、有りました。
チリの田舎では、出くわす機会があるからです。

4位、「他の車があなたに不快な事をした。どうする?」
答え)リアクションしないようにする。
チリらしいなぁ。

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交通ルールではなく、状況別での判断や、基本定期な心構えを問われている物が多かったです。
その中でも目立って多いのが、追い越しの問題です。
追い越す場合、追い越される場合。
トラブルが多い部分なんでしょう。
私も気をつけようと思います。

以前怒りの日記を2つ書いていましたが、1年間チリに居れるビザを取得しました。
ビザの取り方で、誰もがつまずくであろう経験、ご参考下さい。
ビザの審査
ビザ取得


ビザの取得後は、IDカードを申請します。
チリ人は全員IDカードを持っていて、いつも持ち歩いています。
私もそれを取得すると、やっとフェリピートの扶養に入る手続きができます。
最近、歯が痛いので歯医者に行きたいのに、扶養に入っていないと支払いの負担が増えるので、行かずに我慢しています。
だから、すぐにIDを申し込みしないといけません。
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まずは警察署に行き、ビザの証明書の紙を発行してもらわないといけません。
以前その警察署の前をたまたま通りかかった事があり、ながーーーーーーい列を見たことがありました。
移民の外国人が、証明書を発行してもらう為の列です。
私はあんなんしたくないなーと思い、フェリピートに対策をネット検索して探して貰うように頼むと、4・5時間並んだと言う書き込みばかり、7時間外で並んで待ったと言う人もいました。
どーしよーーーーと思ったけど、私は調度、チリの北部の町、アントファガスタへ旅行へ行く予定だったので、そこで警察署へ行き、発行してもらう事にしました。
アントファガスタの警察署

アントファガスタの警察署は、待っている人もいなくて、すぐ発行してくれました。
どこの警察署でもできる手続きなのかどうかは調べていませんが、サンティアゴ以外のできる所へ行くべきだと思います。
アントファガスタの郊外

その証明書を持って、役所に行き、IDの申し込みをし2週間後、出来上がったIDを取りに行きます。
色々な手続きに役所へ行った事があるけど、いつも並んでいるので、区役所が開く8時半に自分が住んでいる区の区役所へ行きました。
ただ、これはチリ人のやり方で、私は外国人だから区役所ではIDが発行できないようで、受付のガードさんに「外国人はセントロ(中央の役所)に行かないとできないわよ」と言われました。
ビザ取得時の、チリ人の説明が悪い経験があったので、ほんまかいのー??と疑って、めっちゃ問いただしました。
「なんで?本当にセントロだけなの?アントファガスタではできるのよ。他は?他の都市は?」
ガードさんはそんなに詳しいわけでもなく、他の都市の情報知らないくせに、「セントロだけ」と答えました。
家に帰って調べる事にし、帰りにスーパーで買い物をして帰りました。
アントファガスタは港の街。
昔はこれで船の荷物を下ろしていたらしい。

なぜセントロへ行きたがらないかと言うと、どうせすごい列で待たないといけないからです。
調べてみると、サンティアゴの近くの街で、外国人でもIDを取得できるところはメリピーヤという所があったけど、片道2時間ほどするので、結局しぶしぶセントロに行くことにしました。
その時点で10時半。
バスに乗り、着いたのが11時半。
すごい人数が並んでいました。
行くのが遅かったからです。
仕方ありません。
それでも、前行った入国管理局よりもしっかり職員さんが誘導されていて、分かりやすく並んでいました。
アントファガスタで見た教会

インフォメーションがあり、そこで3枚のコピーが必要ですよと説明を受け、そこへ並びなさいと言われました。
私の次の子が「私も一緒ね?」と笑いながら、話をしていたので、「もうコピーしてるの?」と話しかけたら、「まだよ!一緒に行きましょ!」と外へ連れていってくれました。
コロンビア人の女の子です。
コピーをしてくれる売店の前にたくさんの人が列を作っているので、2人で待っていました。
その子が「分かってる?パスポートのビザのページと写真のページと、証明書の3枚のコピーが必要なのよ」と、わざわざ私の事を気にかけてくれて、説明してくれます。
急に「見て!行くわよ!!」と行ってしまい、私は彼女は何か買いに行き、戻ってくるのだろうと思い、列で待っていました。
彼女の方向を見ると、遠くから手招きします。え?なんで?
と思ったけど、すぐ分かりました。他のコピー屋さんが自転車で到着したのです。
本当に親切な子!!
アントファガスタで食べたウニ。
安くて美味い!甘〜いウニ!

先に彼女がコピーし終わり、「先に行くから来るのよ」と言われ、私もコピーし建物の中の並ぶべき所へ行きました。
一言ちゃんとお礼を言おうと思い、彼女を探すと、列の外にいます。
「本当にありがとー」と言うと、彼女は列の中の隙間を指さして「ココに入りなさい」と言います。
彼女の旦那さんが、ずっと先に並んで列の順番をとってくれていたのです。
ちょっとこの親切は、やりすぎなくらいですが、助かりました。
本当にコロンビアの人は、他人を気に掛ける事ができる人たちです。
私は前からコロンビア人大好きだから、チリがコロンビア人で埋め尽くされればいいのに!と思います。
アントファガスタ
何気なく取った写真。

その並んでいる順番は受付に必要な書類がそろっているか確認され、番号の紙を渡されます。
私の番号は369でした。
その時点で受付されている番号は120です。
窓口は10個も開いているけど、進むのは本当に遅いです。
外で、軽くお昼ご飯を食べ、番号の順番になるまで待ちました。
結局3時間待ち、窓口へ行きました。
めっちゃ機嫌が悪そうな窓口の人だったけど、説明は丁寧でテキパキ働いていました。
入局管理局の人と違って、ここはマトモな人が働いてるなーと言った印象です。
時間がかかってる理由は、すべての指の指紋を一つずつ丁寧にスキャンしているからです。
終われば、引き換えの紙を渡され、約1か月後にIDが出来るとの事です。
アントファガスタ郊外で大根が栽培されているので、安くて大きな大根が沢山!

外国人だからかIDが出来るまでが長いです。
IDができると、やっとチリの免許証がとれるので、テストの勉強を始めました。
久しぶりの勉強なので、頭が痛くなりました。
頭に沢山血が行ったみたいです。
1か月あるので、ゆっくり頑張ろうと思います。

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