当たり前ですが、お母さんって自分の子どもの成長を一番良く観察して把握していますよ。
そしてお母さんは自分の子どもを優先して考えて、常に行動して生活しています。
そこは日本人だと特にそうだと思います。
だからチリで子育てをする日本人お母さんへ言いたい事があります。
他人が口出ししてくる事はクソ食らえだと!

チリ人って日本人よりも単純思考で、思いついた事がすぐに口に出ますよ。
それにそのチリ人が子どもを育てていたとしても、必ずしも子ども優先という考えをしているとも限りません。
基本的には自分優先で物事を考えて、行動しているのがチリ人です。
それでいちいち真に受けて振り回される必要はありません。

チリ人のお医者さん友達も言っていましたが「お母さんが、感じる感覚が一番正しい。」それは赤ちゃんの調子が悪い時の事を言っていましたが、それは全てに通じる事だと思います。
だって、一番子どもを観察しているのはお母さんですから、お母さんの感覚に自信を持って大丈夫なんです。
チリ人でも何人かの(マトモな)お母さんと話をしていて、「子育てにおいて、お母さんの考えが一番尊重されるべきだ」と言う人がいました。
そしてそう言う人たちは、他のお母さんの違うやり方の子育てを尊重する姿勢がしっかりと有ります。
そういう考えはチリに存在しているのは確かです。
だから主張をして我慢をする必要ないです。
お母さんが我慢する事で、子どもに我慢させている事になっていないかまず考えましょう。

チリでの子育ては、常にそういった口出しが多いですよ。
まずオシャブリにしても、大人が泣き声を鬱陶しく思うから「オシャブリ使ったら?」と言ってきます。
「靴下をはかせろ」も、靴下をはかせたら体温が上がって、体温調節がまだ未熟な赤ちゃんは弱って静かに長く眠るから大人には都合が良いのです。
賛成できれば問題ないですし、賛成できなければ流せばいいんです。

時には流すのではなくちゃんと言わないといけない時だってあります。
最近の私の経験は、フェリピートの実家で、ベビーカーでエイシートがお昼寝をしていた時に、エイシートの6歳の従兄弟2人が寝室の方でワイワイ大騒ぎしていました。
だから私は自分がいるリビングにエイシートを置き、従兄弟達が来るたびに「エイシートが寝ているからあっちで遊んで」と注意していました。
1時間ほどした頃に、寝室でテレビを見ていたお父さんがリビングの隣のキッチンにやってきて、大声で話をしだしたんです。
それをフェリピートが注意したら、お父さんは「エイシートを寝室に連れて行ったらいいんじゃないのか?」と言うんです。
そしてフェリピートもそれに従おうとします。
(フェリピートも分かっていないんです)
でも、それってお父さんは寝室で従兄弟達がうるさい事が頭になく、自分の声のボリュームを調節する事さえもしようとしないんです。
自分勝手ですよ。
もちろん、もしエイシートがうるささで起きて、機嫌が悪かったとしても、面倒を見るわけでも有りません。
だからこんな時にはビシっと「あっちは従兄弟達がうるさいの知らんのか!」と言うべきですよ。
もちろん言いました。

また別の日には、エイシートが夜フェリピートのお母さんと寝ました。
エイシートは6時に目が覚めたのですが、お母さんはまだ寝ていたいからと250mlのミルクを与えて寝させようとしました。
それでもエイシートが眠らないので6:30にまた250mlのミルクを与えたらしいんですよ。
いやね、6:00って起床の時間ですから起きようよ!
自分が寝たいからと言う理由だけで、赤ちゃんに500ml一気に飲ませる?酷い話しですよ。
私たちがオーストラリアに行くから、エイシートと一緒に寝たいと言ってきたわりに、やっぱり自己中心的なんですね。
それは他の家族が非難していたし、そういう人だと想定していたので、私は何も言いませんでした。

そして500ml飲んだエイシートはオシッコをオムツから漏らしてしまいました。
そんなん当たり前ですよね〜
でもお母さんが言ってきたのは「カヨキート、オムツのサイズが小さいみたいよ」
こればっかりは「大きいわ!この前サイズアップしたばっかりじゃ〜」と言い返しましたよ。
オムツのサイズなんて、調べれば分かるものですが、調べたわけでもなく、自分が500mlあげたにも関わらず、漏らしたらオムツが小さいと言ってきますから。

ビックリですけど、そんなもんですから。
普通なら5人育ててるお母さんが、オムツが小さいと言えば、そうなのかな?って思っちゃいますが、そうではないんです。
ここまで酷いと、私自身がしっかりしないと!って思いますよ。

私が一番言いたい事は、お母さんが一番子どもの事を分かっているから、自信を持って子育てをしてほしいと言うことです。
チリでは特に!そしてチリに限らず、どこにいるお母さんも!