私が妊娠39週の時に、コロナによる外出禁止令が出されました。
チリでは花粉症でも風邪ひいていても、マスクを付ける人はいないんですが、チリにコロナ患者が出てから一気にマスクを付ける人が増えていきました。

私はマスクは満員電車など、人が集まる所でつけていればいいと思っていたんですが、チリでも「マスクつけろ〜」といったプレッシャーがどんどん高くなっていきました。
そして使い捨てマスクは医療従事者が使うべきだと思うんで、自分は3年前に友達がくれた手作りのマスクを使い、フェリピートにも私が手縫いでマスクを作りました。

でも妊婦、特に臨月ともなるとマスクをしている事でのぼせた感じになっちゃうんですよ。
チリではまだ残暑で、マスクをする事でサウナの中の様になります。
コロナ対策をして熱中症になるような、ばかばかしい事になりかねません。

臨月中に出産予定の大きな病院に検診へ行く必要がありました。
そこにはコロナの疑いがある人も来るので、病院自体が完全にコロナ対策モードになっていました
だから勿論みんなマスクをしています。
私もしました。

地下駐車場から病院のエントランスまでのエレベーターは、一台は一般の人、もう一台はコロナの人用で分けられていました。

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そしてエントランスから、上の階へ行くエレベーターは、コロナの人用で、他の人は階段を使うように言われました。
(遠回りですが、隣の病棟まで行けばエレベーターが使える事が後で分かりました)
で、階段をマスクしたまま臨月の私が登るんですが、病院の1階分は普通の建物の2階分ほど階段を登らないといけません。
2階に到着して、「これ倒れるわー」とマスクを外して3階まで行きました。
頭がクラクラしてましたから。
ほんと危なかったです。
マスク付けろよーという人の目なんで気にしてられません。

チリではどんどんマスクに対して厳しくなってきています。
公共交通機関、エレベーターの中ではマスク付けろ!など。
外出時はマスク必須の区が有ったりもします!!
幸い今はもう涼しくなっているんで、そう簡単にサウナ状態にはならないでしょうが、でも妊婦さんにとっては大変かもしれませんよ。
でも少なくともマスクをする事で、意識を高めてコロナの感染拡大を止めていると思います。
日本はこれから暑くなるので、妊婦さんのマスク着用に感じで心配です。
マスクを強要する雰囲気って、疑問に感じます。