前回の続きです。
私は仲良しのチリ人家族とクリスマスを、湖の辺のコテージで過ごしました。
6歳の女の子アグはサンタをまだ信じており、私は会話や行動から墓穴を掘らないように必死です。
先にお母さんに私が準備したプレゼントをどうしたら良いのか相談しました。
お母さんが準備しているプレゼントと一緒に隠しておいて、サンタが来た時に準備係が一緒に木の下に置いてくれる事になりました。
ただアグが夜8時には眠たくなるので、サンタが来るのは12時ではなく、早めに来る設定だそうです。
IMG_4284
そして夕食前から、クリスマスイブのディナーの為の飾り付が始まりました。
大人は、ツリーが無いとサンタがプレゼントを置く場所が無いとかで、イルミネーションで壁にツリーの形を作っています。
その横でアグはせっせと何かを準備しています。
出来上がったのがコレ↓です。
IMG_4297
神棚の様に見えますが、私はピンときませんでした。
これはサンタへのお供物らしいです。
サンタが来た時にミルクとクッキーを食べて帰るらしく、トナカイは普通レタスかニンジンを食べるらしいです。
レタスもニンジンも無かったので、今回はイタリアンパセリを置いているのだそうです。
IMG_4285
クッキーは前日から作っていましたよ。
フェリピートは知らなかった風習で、私も初めて見ました。
家族によって色々違うんですね。

クリスマスイブのディナーが9時頃から始りました。
めちゃくちゃ美味しかったです。
料理は高級レストランの様に美味しかったのに、みんなさっさと食べ終わるんです。
私がゆっくりと料理を楽しんでいると、みんな食べ終わり片付けてしまいました。
私はマイペースなので、最後までゆっくり食べて中にはいると、もうすでにお皿を洗い終わっていました。
私は一人で自分のお皿を洗っていると、今度はみんなアグを連れて、コテージから出て敷地内の湖まで散歩しだしました。
残されてしまった私は、準備係と一緒にプレゼントをツリーの下に置く事になり、準備をしました。
想像以上のプレゼントの量にビックリしましたよ。

そして湖まで歩いているみんなと合流するのです。
私たちが合流したとたんに、家に帰ろうと言う話になるだなんて、なんか凄い雑な設定ですが、直ぐに家に歩いて行きます。
そこへ何やら大人たちが慌てだし、「あれ?今隣のコテージにサンタが入っていった」とか言い出し、アグをコテージから引き離す為の演技をしだすのです。
どうやら何か忘れていたらしく、急遽時間稼ぎが必要のようです。
わざとらしい大人たちの演技ですが、真剣そのものです。

後から聞いた話では、サンタとトナカイの為にお供えしていた物を、食べて帰って行った設定にしておかないといけないのに、忘れていたらしいです。
あのお供えされていた物は捨てられたのでしょうか?
手作りのクッキーは隠しておいて、後で食べているでしょうけど。

この後の私がぎこちなくドキマギしてしまう話がありますので、次に書きます
にほんブログ村 海外生活ブログ チリ情報へ