南アフリカ旅行で参加した結婚式はゲイカップルの結婚式でした。
そのゲイカップルの友達が旅行に参加していたので、チリ、南アフリカ、オーストラリアから計7人のゲイが参加した旅行でした。

みんな性格が違いますから、ゲイを一括りに説明することなんて出来ませんよ。
もう本当にバラバラです。
でもフェリピートや他のストレートの男の人5人と比べると、やっぱり違う特徴と言うものを感じました。

それはなんと言うか、一言で言うとすれば細かいかな?
細かい事に気を配る事が出来ています。
その分ストレスもかかっているように見えました。
でも、その特徴があるおかげで、社会で成功している人たちなのだと分かりました。

そしてオシャレな人が多く、センスは人それぞれなので、みんなステキとは言えないのですが、私今回発見した特徴はみんなアート好きです。
アーティスティックです。
絵を書いたり楽しんだり、自宅の内装でアートを楽しんだり、アーティスティックな飾り物にかなりこだわっていたりします。
ストレートの男の人は無頓着な人が多いと思うのですが、ゲイの人たちはアートに凄く意味を感じながら生活していると思いました。
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↑例えばこういうアート(旅行中行きました)

1人、面白さだけで言うと、テレビに出てくるお姉系タレント並みに面白い人がいました。
細かい事まで気付いて考える事ができるからこそ、面白さのセンスも高くなるのだと思います。

時々話の中から、カミングアウトをする時の苦労をうかがい知れる事が有りました。
ゲイの人たち同士だと、その苦労を想像し合えるので、友達になりやすいのだそうです。

確かに私はカミングアウトに対して、そこまで苦労を想像した事がありませんでした。
特に私が出会ったゲイの人たちは、とても自然体でゲイとして過ごしているから、自然に出来ている事だと思いました。
私は全く偏見が無い分、もしかしたら偏見を受けるであろう現実も、想像しきれていないのかもしれません。

カミングアウトという苦労を乗り越えて、自然体で過ごせる今の状態にまで持って来るまでに、色々と模索する時期もあったようです。
カミングアウトというのは、一度だけの話ではなく、人と知り合う度に何度も有る事ですから、私たちがあじあわない気苦労が常に有るかもしれません。

きっと私の様に、全く偏見を持たない人って、世の中に沢山いると思います。
それは良い事です。
ゲイの人たちの中でも、「特別視せずに普通に接してくれるから、気楽で良い」と感じる人も多いでしょう。
でも更に、カミングアウトの苦労の部分を理解できると、もっと深い理解になるのだと思います。
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