結婚式に出席して、色々な事に気付きました。
今回の結婚式は、フェリピートの上司と同僚の結婚だったので、ほとんどの出席者が仕事仲間でした。

チリでは全ての出席者はカップルで招待されます。
私が主席したのはフェリピートの妻としてです。
彼氏彼女が居ない人は稀に一人で来る人も居ますが、異性の友達を連れて来ます。
だから、新郎新婦と縁もゆかりもない人が紛れてるんですね。
ちなみにゲイやレズカップルでも勿論ウェルカムですよ。
前、洗礼式に参加した日記に書きましたが、その時は儀式といっても、静粛とは程遠く、学級崩壊状態でした。
フェリピートの親戚だらけで、身内が多く、主役が子どもという事も理由だとは思うのですが、それにしても日本ではあり得ない状況でじた。
今回は仕事仲間が主なメンバーの結婚式。
ちゃんとした社会人です。
それでも、チリの特色なんでしょうね。
お気楽な雰囲気でした。
式の間も、どこかでコソコソおしゃべりしていて、キョロキョロ。
みんなダラーンと座っていますよ。

私は日本でもキョロキョロ落着けないタイプなので、この位だと変に目立たず、丁度いい感じです。
今回の結婚式は新郎新婦にそれぞれお子さんがいました。
新郎の8歳の息子さんは、神父さんが新郎新婦を目の前にして話をしている中、ヒョコヒョコとお父さんの横に行き、その後ずーと横に立って、神父さんの話を聞きながらもゴソゴソしていました。
めっちゃ自由だわ。

儀式の後に立席パーティがあり、その後準備された席で夕食を食べます。
更にその後は、クラブ会場で踊り始めます。
私が関心したのが、ダンスを楽しんでいる人が多かった事です。
仕事仲間同士、上司もいる中、なかなか仕事モードの振る舞いを変えるのは難しいと思います。
私の印象では、仕事ができる人ほど、こういう場でもしっかりと楽しんでいる気がしました。
メリハリが大切なんですね。
私は今まで、チリ人はラテン系にしては恥ずかしがり屋で、ナイトクラブに行ってもあまりダンスを楽しめない人たちなんだと思っていました
他の国のナイトクラブと比べると、露出度も低く、どこか人の目を気にして抑え気味に踊っています。
ナンパ目的の他人を警戒して、友達同士で身を固めてたりして、本当にダンスを楽しんでる様には見えません。
それが結婚式のクラブ会場では、しっかりダンスを楽しんでいる人が沢山いました!!
限られたメンバーの中なら、警戒心が解けるもんなんですかね?
さすがラテン系!という一面を見る事が出来て嬉しかったです。
私は妊娠中、お酒は全く飲んでいなかったし、音楽のチョイスは全てラテン系で、ポップなダンスミュージックはなかったのですが、それでも楽しそうに踊るチリ人を見て、楽しく踊れました。

私、自分自身の結婚パーティをしたいと思わない考えは、全く変わりませんが、チリの結婚式、参加者目線で見て、自分に合ってると思いました。
チリに住んで丁度1年の日の、意外な発見でした!! 2017/12/02