チリで結婚式に出席しました。
これが2回目です。
今回は妊娠26週目で、お腹が出ているので、何を着て行けばいいのか?
前に日本人の方が開いたガレージセールで無料で譲っていただいたドレスが、収縮性があり、なんとか入りました。
日本人の感覚としては、あまり選びにくいデザインのドレスだった為、残ってしまってたみたいです。
そこへ私がステキなドレスを購入、残っていたドレスも、サービスして付けて下さいました。
そのサービスされた方のドレスが今回活躍しました。

行くまでは、「こんな大きな花柄、浮かないかな?」「フラメンコダンサーみたいじゃないかな?」とちょっとだけ心配してました。
行ってみると、私の様な大きな花柄の人が沢山居て、フラメンコダンサーの様なフリフリ、ちょっとマーメイドぎみなドレスの人、沢山居ました。
主流は派手な色の一色のドレス、ボディコンってやつ?ちょっと違うかも?
ボディコンで無いにしても、真っ赤、真っ黄色、パッションピンク、緑、青、な人がバランスよく居ました。
そして、みんな無地のストールを活用してた印象です。

一番浮いていたのは、腰の部分がコルセット風の、マーメイド形のドレスだけど、下の部分はあれ何て言う生地だっけ?アイドルしか着ない様な生地の。
しかも引きずる系。
フェリペが一度踏んづけて、「ごめんごめんごめん」って言ってました。
出席者と言うよりも、花嫁がお色直し後に着るようなドレスでした。
私はその人が車から降りて来た瞬間、「なんじゃありゃー」って思ってました。

男の人も色々な色のスーツの人が居ました。
女性ほど鮮やかな色では無いけれどカラフルです。
黒を着ていたのはお爺さん世代のみです。
蝶ネクタイの割合も高くて3、4割。
更にお洒落な人はベスト、サスペンダーと、なんか可愛い!

今回はフェリピートの上司の結婚式で、初めて会う同僚の人ばかりなので、場所をわきまえた格好でないといけないと思い、色々と気を使いました。
目鼻立ちの良い、かっぷくの良いチリ人の中で、ひんそな顔で、小柄で、妊娠中なのでヒールを履くこともできず、劣等感いっぱいな中、唯一のアジア系という事で視線を感じるのも嫌です。
だから外国人が想像している、ザ 日本人の様な髪型とメイクで「これが日本では正解です」と思わせる作戦で行く事にしました。
前回出席した時に、みんな化粧をけっこう濃くしている事は見ていたので、私も濃いめで!
髪型は黒髪ストレート、前髪パッツンで、イメージはキルビルのゴーゴー夕張でした。
結果は座敷わらしか、日本人形になったので、横で結んで行きました。
この化粧と髪型はフェリピートからも受けが良かったので、自信を持って結婚式に行く事が出来ました。
案の定、結婚式に出席していた人たちからも、とっても評判が良かったです。
私の作戦は成功ですねー。