去年の12月からサンティアゴに来ています。
それまで3回チリの夏だけを経験していたので、チリの冬は今回が初めてでした。

サンティアゴの夏は、乾燥していて、肌はバリバリになるし、夜は肌寒くなるので、私は嫌いです。
日本のモワッとした湿気の多い夏が好きな、変わり者です。

私は勝手に、「夏も寒いんだから、冬はどれだけ寒いんだ???」と思い、ビクビクしていましたが、冬が終わると「あれ?冬終わり?冬にしてはあったかいじゃん!!」という結果に!!
日本の冬と比べると随分と暖かい。
日本の11月くらいの感じでした。
ゲンキンなもんで、サンティアゴの冬はそれほど寒くないと分かった途端に、サンティアゴ好きになっています。
おまけに、ありがたい事にサンティアゴの冬には冬の魅力がちゃんとありました。
雄大なアンデス山脈の景色です。
アンデス山脈が特にキレイに見える日というのは、雨が降った次の日で、雨が汚い空気を洗い流してくれているので、山がはっきり見えます。
街の中は雨でも山の上では雪なので、雪に覆われたキレイなアンデス山脈が現れます。
田舎で育った私、自然に感動するタイプでは無いのに、それでもキレイだな~って思えるので、普通の人ならもっと感動できると思います。

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夏ばかりに来ていた時には、「乾いた国だな」という印象しかなく、緑のイメージよりも土の色のイメージの街だったけど、春はけっこう緑豊かで、花も多いです。
夏は、個人的にもっと暑い方が好きなんだけど、普通の人はサンティアゴの夏は大好きだと思います。
気温のみで言えば、日本と変わらく上がるのですが、なにより湿度が低いのですごしやすいです。
暑さピークの時で、日本の5月くらいの体感です。
私の場合、暑いのが好きなくせに、日本の夏は20秒おきに「あっつーーーーー」と文句言ってしまうのですが、サンティアゴの一番暑い夏の日でも、「あっつーーーーー」と言うのは10分おきです。
私はビール飲まないので分からないのですが、ビールを飲む人は日本の夏の夜の様に、暑い夜に冷たいビールをビアガーデンなんかで飲むのが美味しいんんでしょうか?
サンティアゴの夏の夜はそれほど暑くないので、美味しさ半減なのかもしれません。

日本の様なはっきりした四季とはいきませんが、季節の移り変わりがあり、それを楽しむ事ができます。
季節によっての野菜や果物、魚介類が楽しめます。
そして、冬の寒さも夏の暑さも、きつくないので、かなりすごしやすい気候だと思います。
サンティアゴ、冬を越して好きになれました。