妊娠して、嬉しい事の方が遥かに多くても、体調はすぐれないもので、今回は「妊婦さんは大変だと言う事」を主張したいと思います。
「病は気から」って言うけど、妊娠は病でないからか、どんだけ元気な心でも、体調は悪くなります。

つわりって、妊娠中のメジャーな症状だから、本人も周りからもよーく理解されていると思います。
ただ!!つわりの厄介な事は、妊娠初期で起こる事。
まだ、お腹もさほど大きくなくて、妊婦さんの見た目は、普通の人だから。
周りの人で、妊娠に関しての知識がなかった場合は「早すぎない?病は気から!」と思う人もいると思います。
妊娠初期の妊婦さんは「安定期になってからみんなに報告しよう」と思っているのに、つわりで体調が悪い事の理解を得ようと思うと、言わないと始まりません。
厄介!!
つわりに辛い時期を「後少しで安定期に入って、つわりも終わるから!」と終わりを励みに過ごしていて、「安定期になったら、沢山お出かけしよう!!」って最後の自由な時間(初めての妊娠の場合)を楽しもうと計画を立てています。
それが、つわりの終わり時期に、頭痛が始まる人もいるんですよね。
私も頭痛がありました。
その後私の場合は、動悸、息苦しさが有りました。

つわりが終われば楽になれると思っていたところに、立て続けに起こる調子の悪さで、「エンドレスか?」と先が見えない状態に、さすがに心も疲れます。
しかも、つわりと比べてマイナーな症状の為、自分自身も受け入れる事に苦労しました。

私はお医者さんの友達にすぐに相談しました。
動悸の事を言うと、色々と私に質問をした後で「左側を下に寝てみて」とアドバイスしてくれました。
「右に静脈、左に動脈があって、静脈は流れが弱いぶん、壁が薄くて、静脈を下にすると押しつぶされて、血液の循環がスムーズにいかなくなる」という説明つきでした。

その後、右を下にしていたら動悸が始まり、向きを変えると収まる事が何度かありました。
友達のアドバイスにすごく助けられました。

息苦しさは、私が「息苦しさって前は相談したけど、よく考えたら息できてるし、みんなの息苦しさと同じか分からないんだけど!私の場合は胸の真ん中辺りが締め付けられる様な感覚なんだけど、大丈夫?」と聞くと、また色々質問をして「きっと胃酸が影響してるから、食べた後直ぐには寝ない方がいいよ」と言うアドバイスでした。

個人的に、友達のお医者さんからのアドバイスで問題は解決済でしたが、産婦人科でも頭痛薬をもらうついでに言ってみました。
産婦人科の先生もいい先生で、診察が終わる前に何度も「質問は無い?本当に質問は無いの?」と聞くもんだから、私が「時々動悸がするんだけど」と言いました。
「あーそれは不安から来てるんだよ」と一言。
「息切れも時々あるんだけど」
「それも不安から来てるんだよ」
と言われ、終了でした。
産婦人科の先生は、妊婦さんをたくさん知っているから、普通の事過ぎて、相手にしてくれませんでした。
最近は少しお腹が大きくなり、お腹が張りがちです。
一度大きなクシャミで、お腹全体が動いた時に、お腹の中で赤ちゃんが激しく動きました。
それがすごく面白くって、何度か腹筋でお腹を動かしてみてから、2日間めちゃくちゃお腹が痛かったのです。
アホな事をしたもんです。
私の場合は自業自得ですが、体調ってけっこう繊細な物だということです。

つっかえるお腹に慣れずに、「え?おデブってこれで常に生活してるの?たいへんじゃん!リスペクト!!」なんて感じる発見もありました。
物を拾うのも、いちいち股を広げないといけなくて、めんどくさいし、たいへん!

今のところこんな所ですが、これからまだ妊娠生活の後半が残っていると言う事!!
私の場合は、赤ちゃんが腹壁破壊なので、予定している病院で絶対に産みたいので、安定期の旅行も、控えめに予定してます。
悲しい!!
したい事が出来ないというフラストレーションもあり、外からは分からなくても、色々あるんです。
本当に妊婦さんは大変だなぁと思います。