先週、産婦人科の先生に出産前の赤ちゃんの病気や母体へのリスクを調べる事を専門にしている先生を紹介してもらったので、診てもらいに行ってきました。
先週のエコーでは赤ちゃんが小さくて、お腹の上に見えるコブもはっきり形は分からなかったけど、今回のエコーではお腹の上にカリフラワーの様なコブがある事がしっかり見えました。

お腹のコブを見る前に、一番先に先生はすぐにNT(首の後ろのむくみ)の厚さを調べました。1.7mmでした。
フェリピートはNTの知識がないので、心配そうな顔をしているので、私はすぐに「very good!」と、教えてあげました。
先生はすぐに頭の高等部をさして、「ここは脊椎。とてもいい」
私は、この知識はないので、なんなんだろーと思っていましたが、次は赤ちゃんの鼻をみて「これが鼻の骨だよ」と言っていたので、すべては染色体異常の可能性が高いか低いかを調べているのだろうと思いました。
先生は鼻の骨を指したまま「あなたの鼻は、日本人だから小さいので、赤ちゃんも小さいんだね」と言っています。
フェリピートの鼻はとても高いので、どちらに似るのか、楽しみにしているのですが、私に似る可能性が高いのかもしれません。
フェリピートは前から日本人の様な鼻の小さい子供がほしいと言っていたので、そうなればいいと私も思います。

先生は「染色体以上の可能性はとても低いね。念のため血液で検査をしたらいいよ。羊水検査はリスクもあるけど、血液なら問題ないから。」と、血液での染色体の検査の説明を詳しくしてくれました。
そのあとに、問題の赤ちゃんのお腹を調べました。
「このカリフラワーの様になっているのが、内臓で、内臓が外にでてるから、赤ちゃんの体は痩せて見えるね。これは生まれた後に、中に入れるだけのとても簡単な手術になるよ。帝王切開になるだろうね。」と言いました。
帝王切開!!

私は自然分娩の為に、お散歩を始めたばっかり。
体を柔らかくするためにストレッチしたり、クリームを塗ったり、腹筋を少しづつつける為の運動もしていたのに!!
帝王切開となると、怠けちゃうわー。
基本的に怠け者の私は、赤ちゃんの為になら色々と頑張れても、何も理由なくエクササイズなんてできません。
すぐに「ラッキー!!手術で取り出してくれるんだぁ。フェリピートがサンティアゴにいる時を手術予定にしたらいいから、ハラハラしなくていい。病院に長めに入院できる!チリのいい経験になる!」といったアイデアがどんどん出てきます。

フェリピートが半年前に足の手術をして入院した、クリニカ アレマナの、出産用の保険に私は入っています。
だから私の手術も、赤ちゃんの手術も、クリニカ アレマナです。
あの広い小部屋で、素晴らしい看護婦さん達の中で、3,4日入院できるので、すごく嬉しいです。
しかも保険料を毎月払っているだけで、すべては無料になるのです。
ほんま入っててよかったー。ほんまに!!!
私は今までの人生、病院に入院するような経験がないので、保険はお守りの様な感覚で、まぁ使う事はないだろう!と思っていましたが、今回はがっつり使う事になります!
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この先生は聞いてくれました「性別は知りたいの?」
フェリピートは「本当は知りたくなかったんだけど、産婦人科の先生が口を滑らせて言っちゃったから、もう知っているんです。」
先生「どっちだって言っていた?」
フェリピートは「女の子です」
先生「そうなの?男の子だよ。ほらーこれが足で、足と足の間にあるでしょ!」
私も見ました。おちんちんかどうかは分からないけど、何かがある感じです。

私は元々男の子が欲しかったんだけど、12週の時点で女の子だと言われ、それはそれで嬉しくて、真剣に女の子の名前を考えていました。
それが急に男の子と言われ、え?と一瞬だけとまどったけど、その後は自分でも信じられないくらい嬉しかったです!!
自分がこれほどにまで男の子が欲しかったとは、気付きませんでした。

色々とハプニングはあるけど、恵まれた環境に置いてくれているフェリピートにとても感謝しています。