産婦人科へ行ってきました。
1ヶ月前は計算上の周期の赤ちゃんよりも、1週間ほど小さめなサイズでしたが、今回は計算上の周期の赤ちゃんの体重にまで追いついていました。

私の体重は、1ヶ月前と全く変化ありませんでした。
食べづわりなので、けっこう食べている気がするし、お腹とお尻は少しづつ大きくなっている気がしますが!
私がずーっとお布団の上で過ごしているので、筋肉が脂肪となり、そのぶん体重は軽くなっているんだと思います。

フェリピートのお腹の方が、私のお腹よりも赤ちゃんが居そうな感じがします。
「本当にちゃんと私のお腹に赤ちゃんのおるんかな?」と半信半疑だったけど、エコーをお腹に当てた瞬間に、赤ちゃんが見れました。
しかも想像以上に、ちゃんと人間の形をした赤ちゃんです。
手を動かしてるし、エコーを先生が動かすから、赤ちゃんも押されて動きまくります。
先生にエコーでお腹を押されている感覚は、すごく優しくて、なでられているくらいなのに、赤ちゃんはけっこう動きます。

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エコーで診た結果、赤ちゃんのお腹にコブがあるらしいです。
先生は赤ちゃんのお腹の方を時間かけて診ていて、私はNTが気になり、首元ばっかり見てたので、どのようにコブがあるのか見ていません。
先生は赤ちゃんを押して、動かして、色々な角度からお腹を見ています。
その間ずーっと首を見ていて、素人の私が確認する限り、NTは薄く特に心配はなさそうでした。

私はフェリピートに「先生は性別言っちゃうんじゃないの?だってお尻の方をずっとつついて診てるよ。」と言うと、フェリピートは「ついさっき性別を知りたくない事を言ったから大丈夫!」と言ってます。
フェリピートは、赤ちゃんの性別を出産まで知りたくないので、その旨をエコーの前に先生に伝えていました。

案の定先生は、「女の子の様だね」と口を滑らせました。
フェリピート「でも、なんで言うのー!」
先生「チューーーータ」(日本語でアッチャーみたいな意味)
私は性別を知りたくないとかのこだわりは無かったし、ぜんぜん言ってもらってかまいません。
チリで起こりうる事って、意外とチリ人よりも日本人の私の方が予想できているのは何ででしょうか?
先生は「でもまだ確実ではないから!!」
って何度も必死にごまかしていました。

頼りなさそうに思える内容でしたが、この先生はちゃんとした先生で、赤ちゃんのお腹のコブから考えられるリスクを心配し、私達は1週間後に別の検査をする事になりました。
先生の説明は、今は12週で内臓が急激に成長する時期で、赤ちゃんのお腹がこのように見えている可能性がある。
13週の時点でも同じ状態だと、他の要因が考えられる。
もっと性能のいいエコーで診てもらったら安心なので、病院を紹介します。
私たちは、例えばどんな可能性が有るのか質問すると、染色体異常の可能性でした。
2年前、台湾で願いを書いてランタンを飛ばしました。

後からフェリピートの同僚のお医者さん(私たちの友達)にこの話をすると、私たちが紹介してもらった病院の先生は、出産前の病気を調べる専門家で、エコーの性能はもちろん、エコーの技術もチリで一番のお医者さんらしいです。
染色体異常に限らず、赤ちゃんの病気、母体へに危険、そういったトラブル専門の先生らしいです。
ちなみに同僚は、染色体異常の可能性をお腹を見て疑う話は、初めて聞いたらしいです。
でも疑いに対して専門家に診てもらうという判断を即座にした、私の産婦人科の先生は間違えなく良いお医者さんだと言っていました。

産婦人科の先生はある意味、常に時間との勝負だと、私は思っています。
赤ちゃんはすごいスピードで、お腹の中で育っているから!
私の産婦人科の先生は、お爺さんで、すごい人数の赤ちゃんを診てきています。
先生の経験上、私の赤ちゃんのコブが珍しいと言う事は、紛れも無い真実なので、それに対しての念入りな検査を勧める事は、先生の正しい判断だと思います。

お医者さんの友達は、今後も心配が有れば、セカンドオピニオンとして、友達が紹介するお医者さんに行く選択肢もある事を教えてくれました。
その友達のお姉さんは、実際に2箇所の産婦人科に通っているそうです。
私はとりあえず、来週の検査を待って、考えていこうと思います。

すごく心配だけど、子どもって生まれる前も生まれてからも、「この子大丈夫かな?」の連続なんだという覚悟ができました。
今回、エコー写真をもらって来るのを忘れたので、来週、チリで1番の先生に診てもらって、エコー写真を貰えるのはとても楽しみです。