半年前に書いた日記で、チリのスーパーの事を書きましたが、そこにテクノロジーがやって来ました。
いつも自転車で行っていた最寄りの大きなスーパーですが、妊娠初期は自転車に乗らないように言われ、それからは近くの小さなスーパーに行っていました。
たまたま天気がいい日があり、体調もよかったので、歩いて大きなスーパーまで行ってみました。
しばらく行ってなかったうちに、改装されセルフレジができていました!
そして、案内ロボットまで!
私は相変わらずカートを使わないスタイルで、腕に商品を全部抱きかかえてレジに行くのですが、さっそくセルフレジに行きました。
他の普通のレジには、いつもと変わらず行列ができていますが、セルフレジには機械の数の半分の人もいないくらいすいています。
正直言って、分かるかな?普通のレジでも、しょっちゅうなにかの問題が起こって、大渋滞しているのに、このセルフレジはちゃんと動くのかな?って思ったけど、私セルフレジが好きなんです。
初めてセルフレジを使ったのはニュージーランドで、その後日本でも使って、基本的に同じだな!という手応えだったので、チリでも同じだろうと!!
やっぱりチリでも同じ。
最初に英語かスペイン語かが選べれたので、英語を選びました。
「商品をスキャンして、袋にいれなさい」と英語で書いてあり、その通りにすると、
「あなたのID番号を入力しなさい」的な事がスペイン語で出てきました。
え?もうスペイン語?英語を選んだのに?
多分私のスペイン語の解釈が間違えていたのか、ID番号を入力しても「番号エラー」と表示されます。
もしかしたら、そこのスーパーの会員カードの番号を入力しろと書いてあったのかな? 持ってないんですが。
真相はわからないけど、まだ途中なのに、清算の画面にまで進んでしまって、どうしよう!!と思っていると、すぐ親切な定員さんが来てくれて、片言の英語を一生懸命つかって助けてくれました。

続けて全部スキャンし、さぁ清算しようか!と思った所、画面に英語で「スキャンしていない商品を袋から出してください」と出てきます。
私が何か盗んだ事になっているのかな?何もしてないのに。
また定員さんが来てくれて、助けてくれました。
多分ただの誤作動でしょう。
誤作動があっても、こうやってすぐに定員さんが助けてくれるので、すごくスムーズです。

私が今までスーパーに行くのが嫌だった理由の袋詰め係の人が、このセルフレジにはいません。
余計なチップの15円を払う必要がないのです。
わざわざその人たちを避けて、8時にスーパーに行く必要が無くなりました。
めちゃくちゃ嬉しいです!! 
もう一つ嬉しい事が分かりました。
チリでの朝8時は、日本の夜8時なので、調度ナイターを見る時間です。
プロ野球は月曜日が休日なので、自然と毎週月曜日に買い物へ行ってました。
レジが新しくなる前のレシートの表示は、ディスカウントの欄に変な番号が表示されて、なぜディスカウントされたのか分からなかったけど、全ての商品が安くなっていたので「このスーパーは安いなぁ」と思っていました。
月曜日に雨が降ったりなんかしたら、違う曜日に行くので、そしたら全くディスカウントされてなくて「あれ??ディスカウントは毎日ではないのか?」とショックでした。
今回、レジが新しくなって、レシートも表示が変わり、ディスカウントの欄に「月曜日5%ディスカウント」と表示されるようになりました。
これで月曜日が安い日だと言う事が判明しました!!
野菜の曜日、肉の曜日、と他の曜日に安い物もあるらしいのですが、とりあえず私は月曜日に行く事にします。
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テクノロジーってこの様に、どんどん便利な社会にして行くんだなぁと実感しました。
同時に、どんどん人の仕事を奪っていくんだなぁと思いました。
チリのスーパーで袋づめしている人や、案内役にその辺につったっている人なんかは、愛想を振りまくわけでもなく、何の役にも立たず、髪の毛を触ってるばっかりなので、そんな人はどんどん減っていってほしいと思います。 
でもチリって仕事がない国なうえに、近隣諸国からは出稼ぎの人たちがどんどん入って来て、おまけにテクノロジーまで来たら、更にチリ人の働き口が無くなっていきます。
日本では単純に「わ~スゴイ!」と思える事だけど、チリでなんか怖い事のようにも思えます。