前回の日記に引き継いで、またバカげた話です。
ビザ取得の為、チリの入国管理局にインターネット上から時間の予約をし、周りのチリ人から「人が多いから30分前に行った方がいいよ」と言われ、30分前に行きました。
「予約してんのに、なんで30分前なの?」と不思議に思いました。
でも今までのバカげた状態を考えても、念のため30分前に行っておく事にも納得し、12時半に行きました。

ほんとーーーに人が多い。
移民ばかりなので、チリ人ではなく、もっと浅黒い人たちばかり。
8割の人が浅黒くてスペイン語を話す人。
1割がハイチから来た黒くて細い人たちでフランス語を話します。
残りの1割に、チリ人と変わらない人種の人がいます。
建物の中はギュウギュウで、いったいどうなってるのか分からない。
外も人がワンサカあふれ出てきます。
いったいどこに行き、何をしたらいいのか分からない状態。

メインの入り口の目の前に、受付の様な台があり2人が座り、何か色々と対応しています。
作業中の受付の人たちに、強引に「私はどこにいけばいいの?」と聞きました。
「そこの線の向こうで待てばいいよ」
線の向こうも、線の内側も人があふれているけど、とりあえず線の向こうで待ってる人達と一緒に私もまち、注意して見ていました。
しばらくすると、受付の人が302番!とか、番号を呼びだします。
そうすると私が待っている所から、302番の紙を持ってる人が受付と話します。
え?私は番号持ってないんだけど?
また強引に受付へいき、「いったい何の番号を言ってるの?私は番号持ってないんだけど?時間の予約はしてきたよ」と言って、ビザの取得に来たことを伝えると、やはり「そこの線の向こうで並べばいいよ」
今度は並べってか?予約してんのに?
私は、並ぶと番号の紙がもらえるのかと思い、並びました。
いくら、待ってもその列は動かないため、また強引に「私は1時に予約してるのに、ここで並ばないといけないの?」
やっと受け付けは「よく聞きなさい、そこの列に並び、僕が1時の予約の人と言ったら、受付開始するから」
最初っから言わんかい!!!!!!!!!と思い並んでみてました。
全く内容とは関係ないけど、路上のオレンジの木からジュース用に取ったオレンジ。

その受付達は、色々な列の人を順番に呼び、はかしています。
そこへ私の様に何したらいいのか分からない人が、強引に質問に行くもんだから、一向に進まない。
しかも、私の様に一回の説明が不十分な為に、何度も質問に行く人もいます。
あの受付ら、ホンマにバカ。
私の様に並んでいるスペイン語を話す人たちも、お互いどうしたらいいのか分からないから話し合っている人たちばかりです。
スペイン語を話す人でも分からないんなら、つたないスペイン語しか話さない私が分からないのは当たり前。
英語で説明してくれるわけでもないし!

そこに、受付ではない職員のおっさんが来て、私が列の先頭で待ってるもんだから、「予約が12時45分の人?|と聞きます。
「1時です。|と答えると、「では列の後ろに並びなさい|というので、やっと仕組みは理解できたけど、私は呆れた顔でにらみつけて、バカじゃないの?って顔して後ろに行っていると、おじさんは私に「なんで30分も前から並んでるんだ!」と叫んでいる。
そりゃぁ、お前らがアホだからに決まってんじゃん!と思いながら、無視。
そしたら、すぐさま白人の女の子が私について並びなおしています。
彼女も1時の子。
一瞬、「こいつらチリ人、バカじゃない?」って話しかけようと思ったけど、ぐっと我慢しました。

私よりも前の12時45分の人たち5人ほどが、呼ばれたのか、はけていき、また私が先頭です。
受付、しっかり呼べよ!そんなんじゃ、聞こえてない人も絶対にいる!!
1時ちょっと前に受付は、先頭にいる私に「1時予約の方」と、蚊の鳴くような声で言います。
ホントに使えん人等!
番号の紙をくれて、「1から6の窓口だよ」と言います。

窓口の前は、何かを待っている人たちが列も作らずギュウギュウです。
人ごみをかき分けていると、一人目立つアジア人!浅黒い人ばかりの中だと私たちの様なアジア人は、すごく目立ちます。
日本語の本を読んでいたので、話しかけました。
しばらくして「この後どうしたらいいんんですか?」と聞くと、小さな画面に番号と窓口の番号が表示される仕組みを教えてくれました。
すでに私の番号が表示されていました。

また、人ごみをかき分けて受付口に行き、パスポートにビザのシールを貼られ、パスポートは没収されました。
ビザ説明の紙切れと、パスポートの受け取りをする為の紙だろうと思われる物を渡され、窓口の人に右の奥の方を指さされ、「あの辺で待っていなさい」とだけ言われ。
右の奥の方に人ごみをかき分けて行ったら、何かわかるんだと思ったけど、とりあえず日本人の子の所にもどりました。
それは正解で、しばらくすると、「今あそこで名前が呼ばれましたよ!」と教えてくれて行ってみる事に。
パスポートが返ってきて、すべての作業が完了。帰れます。
それはいいんだけど、さっきの窓口の真横です。
なんで、このクソババァも説明がこんなに悪いんだか。

にほんブログ村 海外生活ブログ チリ情報へ
入局管理局って、初めての手続きをする人の方が圧倒的に多いはずです。
それなのに、こんなに説明が悪くて、多くの人が混乱をしているから、作業が遅い。
増してや外国人が来る所で、私の様なスペイン語がギリギリの人も中にはいるのに、不親切。
一回ですんなりいく説明をしろよ!お前らの仕事だろ!どんだけバカよ。

腹立たしいから書いた日記ですが、もしチリで今からビザを取りに行く人が読んでくれて、少しでも役にたてばいいなと思います。